軌道エレベーターガール

おしゃれカフェめぐりのレポートと映画の感想とその他を書きます。

ユキちゃん先生は雪野先生なのか

「言の葉の庭」と「君の名は。」を題材にします。 このブログに言の葉の庭の記事が投稿されたのが3年前。その日を最後に更新は途切れてしまった。 そして3年後。衝撃の事実が明らかになる……のか? ——三葉が授業を受けているシーンで登場する、女性教師。科目…

鳴る神の少し響みて降らずとも我は留まらむ妹し留めば

「日本のアニメ映画ってハズレがないですよね」 そう語るのは私の行きつけの美容師さんだ。 「最近あんまりチェックできてないんですけどね」 彼女はそう付け加え、その場をあとにした。 的な? 会話? をしたことがあるんですけど、たしかに日本のアニメ映…

完全なる冗長駄文の日記

前回の更新から1ヶ月以上開いてしまいました。そうすると月別アーカイブに空欄ができてしまうわけで、非常に美しくないのです。 映画を観ていなかったわけでもなければ、書く気がなくなったわけでもない、どちらかというと書きたすぎるテーマがあるのに結局…

また君に恋する自由

思ったより写真大きいですね^^; 背景に写り込んでいるのは薫り華やぐヱビスの2ダースケースです。 というわけで「図書館戦争」の初日舞台挨拶に足を運んできました。 榮倉奈々、思ってたよりずっと脚きれいでした。私もあれくらいのスタイル抜群ボディを…

ジャックと軌道エレベーターガール

「ジャックと豆の木」に登場する豆の木は地上と天空の城を繋ぐ架け橋であることから、軌道エレベーターのことをbeanstalkと喩えることもあります。軌道エレベーターも豆の木も実在のものではないことはここでは問題にしません。本日の軌道エレベーターガール…

ビッチじゃないから恥ずかしくないもん!

「あんな華麗に……なんて美しい女性なんだ……」 アンナ・カレーニナといえばトルストイの名作、その主人公。帝政ロシアの社交界を舞台にした不倫物語です。 ロシアといえば民族的に、名前に「ビッチ」がついてしまうのでどうしても股が緩くなってしまうのは仕…

私、もっと輝きたいんです……!

久しぶりに部屋のカーテンを開けたらすぐそこに桜の樹があることを知って今日は部屋の中から花見をしていたかというと今日も今日とて映画を観に行ってました。 今日は劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME。花いろといえば「戸松がやかましい」というクソア…

L('ω')┘プレー └('ω')」しよう! 

私はゲーマーではないのだれど、ゲームの裏側の世界というのはとても面白いと思わせてくれたのが、この映画「シュガーラッシュ」。主人公ラルフはゲームセンターで悪役を務めて30年。自分もヒーローのように活躍したい。みんなと仲良くなりたい。メダルをも…

プラチナむかつく

これはそう遠くない未来のお話。 DNA捜査システムの開発により検挙率100%、冤罪率0%の社会が実現しようとしていた。 天才科学者、神楽龍平によれば、「DNAで全てが決まる」という。DNAプロファイリングという手法を用いて捜査を行うこのシステムには大きな欠…

ありふれたストーリーが愛しく思えたらそれは“愛の仕業”と小さく笑った

誰が花粉症でヤバい顔になってるさんやねん誰が。顔はもとからこうです。 映画「CABIN」を観てきました。といっても先週のことですけど。そう、最近映画を観てから感想を書くまでの時間が長い。長い時を経てもなお変わらず残り続けるものこそ人々に共有され…

オーバーザレインボーガール

あちゃー久しぶりの更新になつちゃったですねー。アクセス解析なんてかけてみてもずいぶんと訪問者数少なかったりして、まあ更新した日もしない日も区別つかないくらい横ばいなんですけどorzorz……? そういえば「オズ はじまりの戦い」を観てきましたよ。3D…

宇宙エレベーターガール

軌道エレベーターガールというタイトルでブログを始めたわけですが、そんなブログに相応しい映画に出会いました。実はそんなに相応しいとは思っていないんですけど、劇場版「とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」を観てきました。アニメ映画として…

Last Valentine

運の悪さは遺伝するのか。人類が大昔から考え、誰もその正解を導くことができなかった問題の1つである。 「ダイ・ハード ラスト・デイ」はどういうわけか2月14日木曜日の世間がバレンタインデーに浮ついているまさにその時に公開された。通常、映画は土曜日…

さよならピアノソナタ

私は映画の情報を映画館で仕入れます。劇場に足を運び、予告編やポスターの中から目星を付けて、というのを繰り返します。すると配給会社が偏ることになってしまいます。今日は東京テアトルの出している映画をたまには消化しなければと思い、普段は行かない…

すごい娘とヤリに来た!

作品において表題、タイトルというのはすごく大切で、その物語の本質を突きながら潜在的な視聴者読者に対してアピールできるタイトルでなければならない。読者はそのタイトルの意味を詮索するが、いつしかそんなことには興味を失い作品の世界に没入していく…

背番号1を付けたすごい奴

アウトローといえば日本ハムファイターズの小笠原が外角低めいっぱいをレフトスタンドに放り込む姿は私たちの心に焼き付いています。そんな私はトムクルーズ主演の映画「アウトロー」を観に行ってきました。原題は「JACK REACHER」。主人公リーチャーは携帯…

アイドルだって恋をする

DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?という映画を観てきました。やっぱり前田敦子はそんなにかわいくないと思うんだけど、そのカリスマ性はすごいんだなあという印象。センターで、誰よりも前で踊るというのはすごい…

ライフオ○パイ

ここんとこずっと引っ張ってきた「ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日間」がついに公開となりました。私は公開初日に観に行く気満々でしたが、上司に飲み会に連れ出されカラオケに引き込まれ、終電をなくし埼玉から1万円以上かけてタクシーで池袋まで…

観るのではない。そこにいるのだ。

以前の記事で「ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日間~」を紹介しましたが、その謳い文句は「これは次のアバターだ」です。 ということはアバターよりも進化した映像作品を私たちは観ることができる。 というわけでパイの前作にあたる「アバター」を遅…

まるで安いメロドラマだ

ゲド戦記を意味不明に完結させた宮崎吾朗監督が贈る第2弾のアニメ映画といえばなんといっても「コクリコ坂から」。私の感想としてはジブリ映画の中でもののけ姫に次いで2番目に面白いだというところでしょうか。じつはまともに観たことあるジブリ映画なんて…

シネマンスリーいかれすvol.1

はい皆さん明けましていかがお過ごしでしょうか? 全国68局をキーステーションに池袋から電波に乗せてお送りする「シネマンスリーいかれす」のお時間が今週もやって参りました。マンスリーなのに今週とか言っちゃってる。番組パーソナリティーを務めますのは…

日本よ、これがおっぱいだ

アメコミと日本の特撮ヒーローの違いは人体の強化にあるのではないかと思う。日本の特撮ヒーローは「変身」することで能力を得る。仮面ライダーだって仮面をかぶらなければただのヤクザみたいな顔をしたおっさん、にすぎない。ウルトラマンもスプーンを武器…

槍があればやり直せるんだ! エロ同人みたいに! エロ同人みたいに!

作品は設定が細ければ細かいほど楽しめると思っている節がある。作中で表現できる部分が限られていたとしても、前提がしっかりしていれば視聴者はその表現を省略された部分に思いを馳せることができる。伝説や神話をもとに構成された世界観は知識によってそ…

其の者白き布を纏いて乳白色の湯に降り立つべし

日本人は己の危機に関して鈍感である。昔から地球が滅びる系の映画だとか、自然災害に街が呑まれる系の映画だとかで日本人が逃げ惑う光景が描かれていただろうか? アルマゲドン、インディペンデンス・デイ、ボルケーノ、デイ・アフター・トゥモロー。どれを…

ゲマインシャフトの中に見るゲゼルシャフト

クリスマスの朝、寝坊などしようものなら昨晩はお楽しみでしたね的なあらぬ疑いをかけられてしまう可能性があるわけだけれど、じゃあどうだったかというと、布団の中で考え事をしていたらいつの間にか二度寝をしてしまって危うく危ういところでした。「無実…

洋モノの歌が聞こえるか

今日は映画の話をしようと思う。 洋モノ(いわゆる洋画というやつ)が日本で公開される場合、「字幕」と「吹き替え」が用意される場合が多い。字幕というのは、スクリーン下部にセリフを日本語訳したものを表示し、音声は本来の音をそのまま流すもの。対して…

人生の窓際

昼間に起きてカラオケに行き、ラーメンを食べて帰宅したらアニメを見て、暇さえあればツイッターを眺める、そんな特等席の人生を過ごしていた学生時代を経て、僕もいつしか会社員になっていました。学生の頃には「社畜にだけはならない」と決意していたもの…

今日、ブログをはじめます

皆さんは自分の存在が誰かに望まれていると断言できますか。人間は誰からも必要とされなくなったとき、社会で生きる意味を失うのではないでしょうか。「必要」と言ってしまうとハードルが高いように感じられるかもしれませんが、ここでは「誰かに認識されて…