軌道エレベーターガール

おしゃれカフェめぐりのレポートと映画の感想とその他を書きます。

ビッチじゃないから恥ずかしくないもん!

 

 

「あんな華麗に……なんて美しい女性なんだ……」

 

f:id:hkapes:20130407182058j:plain

 

アンナ・カレーニナといえばトルストイの名作、その主人公。帝政ロシアの社交界を舞台にした不倫物語です。

 

ロシアといえば民族的に、名前に「ビッチ」がついてしまうのでどうしても股が緩くなってしまうのは仕方ないわけです。主人公のアンナは夫であるアレクセイ・アレクサンドラビッチ・カレーニン大臣という人がありながら、若きイケメン将校アレクセイ・キリロビッチ・ヴロンスキー伯爵に手を出してしまいます。

 

アレクサンドラ、ビッチといえば「聖痕のクェイサー」に登場するサーシャことアレクサンドル・ニコライビッチ・ヘル君を思い出してしまいますね。

 

f:id:hkapes:20130407183900j:plain

 

画像のおっぱいを吸っているほうがサーシャ君ですね。サーシャ君は誰彼見境なくおっぱいを吸ってしまうのですが、男の子なのでビッチと蔑むことはできません。しかしけしからんですね。

 

他にも有名なアレクサンドラさんといえば、「ストライクウィッチーズ」に登場するサーニャことアレクサンドラ・ウラジミーロブナ・リトビャクちゃん(オラーシャ陸軍中尉)がいます。

 

f:id:hkapes:20130407184728j:plain

 

 

サーニャちゃんはこんなにかわいい容姿を武器にして毎晩夜のお仕事に出かけています。毎日朝帰りしてパンツ一丁でベッドに倒れ込む姿はまさにビッチ。昼間のお仕事の最中にも寝ることばかり考えている阿婆擦れ女子なのです。

サーニャヲソンナメデミンナー

 

他にもどんなアレクサンドラがいるでしょうか。世界で一番有名なのはおそらくこの人でしょう。征服王イスカンダルことアレクサンドロス3世。

 

f:id:hkapes:20130407185358j:plain

 

画像は「Fate/zero」のライダーさん。世界を股にかけるイスカンダルさんは作中でセックスについて語っていた気もしますし、この世界に戻ってきた理由というのも「受肉」を果たすためというなんとも卑猥な理由でした。

しかもイスカンダルさん、コーランにも「ズルカルナイン」という名前で登場します。何となくズル剥けとかシックスナインとかを彷彿とさせるビッチな名前ですね。ズルカルナインというのは「双角王」と訳され、両刀使いのどうしようもない男であることがわかりますし、イスカンダルを由来とするインドの神「スカンダ」はさらに仏教に入って「韋駄天」となったと謂われています。韋駄天といえば早漏で有名ですね。

ライダーのクラスで顕現したのも数多の女性を乗りこなしてきたからでしょう。

 

 

映画の感想? それやっぱりあったほうがいいですか?

カットの切り替えが紙芝居(?)っぽくっていいということでしょうか。ノンストップで展開されるミュージカルのような軽妙さが心地よいですが、「舞台装置」を使い回しているせいで「レ・ミゼラブル」よりはインパクトに欠ける気がします。

しかし舞踏会のシーンはアンナとヴロンスキーのダンスを際立たせるための演出が施されていて、それがかなりわざとらしいのですが、意図がこちらに伝わってくるので安心して観ることができます。ダンスの前半は「ブラックスワン」を思わせるテンポ感があってとてもよいです。

原作を読んだことがない立場から言うならば、原作の豊かな言葉遣いに触れたほうがいいんじゃないっすかね。まあ映画のほうが濡れ場がリアルで楽しめるんですけれども。

 

エイガヲソンナメデミンナー